とあるギタリストの惨状 第1回
最近は娘が寝てからヘッドホンをつけてギターを弾くことが多いのだが、
そうすると自分の音がよく聴こえるのである。
「・・・なんだ!このへたくそなギターは!」
今まで下手だとは思っていたが予想以上に重症らしい。
16歳でギターを買ってどうやったらこんな腕前になるのか・・・。
こんな自分だが将来的にはライブをやりたいという思いは強いのだ。
今まで何度かライブはやらせてもらっているが本当に楽しい。
あんな熱い感触はなかなか味わえないと思う。
娘がいる今となっては父親のかっこいい姿を見せてやりたいのだ。
話は戻ってあまりの下手さに愕然としたわけだが、
その原因は自分のプレイをろくに省みていないからではないか。
バンドの練習も録画して見返してはいるが、
バンドのアンサンブルになるとそれなりに聴こえてしまうのである。
普段の練習もただ弾いているだけだと弾けている気になっている。
これではいつまで経っても上達しないし、
娘にかっこいい姿は見せられないので思い切って公開することにしたのだ。
あまりの下手さにボロクソ言われるかもしれないが、
今まで言われなかった結果このありさまなのである。
普段の練習も考えてみるとどうかと思う。
ネットで見つけた運指に効果的なスケールをやっているのだが、
それだけではやはりダメな気もする。
中指と小指の強化に努めているのだ。
練習スケール1
練習スケール2
この二つを実際に弾いた結果がこれなのだ。
練習スケール1
練習スケール2
そしてバンドでやっている、
MUSEのHysteriaのソロを弾いた結果がこれなのだ。
これで完璧とまではいかなくとも弾けている気になっていたのだから、
省みないということがいかに恐ろしいことかを伝えられたと思うのだ。
ダメなところを挙げるとするとあり過ぎて困るのだが、
①リズム ②運指のもたつき ③ピッキングの精度 ④ミュート
ここら辺ではないだろうか。
当面の課題をHysteriaのソロとして、
なんとか聴けるレベルまでもっていきたいと思う。